2013年6月12日水曜日

電子書籍を考える

電子書籍化すると安心感が無くなると思う。

■ 読みだすと止まらなくなる

読まないときは、まったく読まないもので、それが長く続いたりするのだが
先日、1冊の本を読んでから止まらなくなり、最近はひたすら読んでいる。

僕の読んでる本は、大抵がビジネスに関係する本である。
読むときは大量に読む。それも同時進行で読んでいたりする。
これは、誰かの方法論に偏って染まらないための自己防衛なのだろう。
などと言いつつ、今は大泉洋のエッセイを読んで笑っているだけだったりする。

■ ところで、電子書籍って読みます?

僕は読まない。
なぜ読まないかを考えてみた。

■ 電子書籍のメリットって何だろう?

なんといっても軽い。重さという概念すらない。
まぁ、iPadとかKindleとか読むためのデバイスの重さはあるけれども
普段持ち歩くものと考えれば、追加される重量はゼロである。

次に、かさばらない。
本棚に並べるのにスペースが不要。というか実体がない。

そして、拡大できる。
これ重要。
紙の本ではできないことだ。
文字を大きくしたり、写真や挿絵を拡大することができる。
電子書籍の最大のメリットって、拡大できることだと思う。

■ こんなにメリットがあるのに、なぜ読まないのだろう。

存在感を感じられるところが好きなのだろう。
紙の束としての重量があり、本棚にあって場所を取るところ。

と、書いて気付く。
電子書籍のメリットがそのままデメリットになっていた。

欲しかった本を持っているという所有感。
読んでるときの紙という触感、そしてその匂い。
物という安心感が感じられるからかな。

あー、そうだ。
ページの隅を三角に折るのが好きだったのだ。

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