2013年7月9日火曜日

コンセプトとは、なんだろうか?

今、自社のホームページを全面リニューアル中で、
ホームページ制作でのコンセプトの必要性について
文章を書いているところなんです。

実は、僕はこのコンセプトという単語が嫌いでした。
単語というより、それを使う人が嫌いだったんでしょうね。
「なんでもカタカナ用語を使えばいいってもんじゃないんだよ」
と。

それが、ナゼ使うようになったのか。

「コンセプトというものの本質がわかったから」

コンセプトって何ですか?と言われたとき
「全体を貫く基本の概念」
と答えています。

コンセプトを辞書で調べると
「概念・観念」と書いてあります。
ですが、大事なのは概念の方ではなく、
全体を貫くということ。
つまり、ちゃんと軸を設定しろってこと。

そして、軸がブレてなければ、
自然と展開が見えてきます。

先の展開が見えるもの=正しいコンセプト
だと、僕は定義しています。

2013年7月4日木曜日

似てるけど、まったく違うサービス

やってることは同じでも、
どうせやるなら楽しめるサービスを提供しよう。


近所のコンビニ(A)へ寄ったときのことです。

1200円ぐらいの買い物をしたら、
「くじ引きやってます。600円につき1回なので、2回引いてくださいね」
とくじ引きの箱が目の前に置かれた。


以前、別のチェーンのコンビニ(B)へ行ったとき
そこでも同様のくじ引きをやっていたのを思い出した。


僕は、こういうささやかなクジには強いのだ。
2枚引く。
ひとつが、当たりだ。
なんかジュースがもらえるっぽい。


が・・・


「当たりですね。次回ご来店のとき、当たりクジをお持ちください」
だって。


コンビニ(B)では、
「おめでとうございます。賞品のジュースです」といって、
その場でもらえたのにね。



このサービスの違いは何かわかります?


コンビニ(A)は、クジで賞品が当たるというサービスです。


対して、コンビニ(B)は、
当たったという喜びを共有するサービスです。
ジュースは単なるおまけで、イベントを楽しませるのが目的だったわけです。

2013年6月24日月曜日

スーパームーンは雲に阻まれた


昨夜は、スーパームーンということで、空を見上げた方も多かったのでは?
長野市は、残念ながらの曇り空、お月様は見られませんでした。

ところで

スーパームーンって何?

月は、地球のまわりを楕円軌道を描いて回っています。
楕円ですから、もっとも地球と接近する時があります。
このとき、ちょうど満月となるタイミングに重なると
月は、普段より15%ほど大きくて、30%ほど明るく見えるのだそうです。
これが、スーパームーンなんですね。

今回はちょっと残念でしたが、来年の8月にもスーパームーンが見られるそうで楽しみです。

2013年6月16日日曜日

「○○○で検索」の使いどころ

見る人の立場になって考えることが必要。

ある会社で、チラシづくりの会議に加わっていたのです。
チラシに「○○○で検索」と載せたいという話がでました。
確かに、ホームページも見てほしいというのは、わかります。
でも、ここで見る人の立場で考えてみて欲しい。

今回作成するチラシは永久保存版にして欲しいぐらいの、中身がタップリ詰まったもの。
この会社のホームページは、最近公開したばかり。
内容は、まだまだこれから増えていくという状態です。

チラシを見て興味を持った人が、チラシの情報以上の何かを求めて
さらに検索してホームページへ来るわけです。
そんな人たちに、今のホームページの内容では、足りないのでは?ってことなんです。
せっかく見にきてくれているのだから、がっかりさせたくないじゃないですか。

TVのCMなどで、
「続きはWebで」というのは、TVでは見せていない続きがWebにあるから。
「○○○で検索」は、CM内に収まらない情報がWebにあるからなんです。

2013年6月12日水曜日

電子書籍を考える

電子書籍化すると安心感が無くなると思う。

■ 読みだすと止まらなくなる

読まないときは、まったく読まないもので、それが長く続いたりするのだが
先日、1冊の本を読んでから止まらなくなり、最近はひたすら読んでいる。

僕の読んでる本は、大抵がビジネスに関係する本である。
読むときは大量に読む。それも同時進行で読んでいたりする。
これは、誰かの方法論に偏って染まらないための自己防衛なのだろう。
などと言いつつ、今は大泉洋のエッセイを読んで笑っているだけだったりする。

■ ところで、電子書籍って読みます?

僕は読まない。
なぜ読まないかを考えてみた。

■ 電子書籍のメリットって何だろう?

なんといっても軽い。重さという概念すらない。
まぁ、iPadとかKindleとか読むためのデバイスの重さはあるけれども
普段持ち歩くものと考えれば、追加される重量はゼロである。

次に、かさばらない。
本棚に並べるのにスペースが不要。というか実体がない。

そして、拡大できる。
これ重要。
紙の本ではできないことだ。
文字を大きくしたり、写真や挿絵を拡大することができる。
電子書籍の最大のメリットって、拡大できることだと思う。

■ こんなにメリットがあるのに、なぜ読まないのだろう。

存在感を感じられるところが好きなのだろう。
紙の束としての重量があり、本棚にあって場所を取るところ。

と、書いて気付く。
電子書籍のメリットがそのままデメリットになっていた。

欲しかった本を持っているという所有感。
読んでるときの紙という触感、そしてその匂い。
物という安心感が感じられるからかな。

あー、そうだ。
ページの隅を三角に折るのが好きだったのだ。

2013年5月29日水曜日

商品が広告となるケース

商品そのものが広告となり、しかも「買ってよかった」「作ってよかった」となるのが理想の商品だと思う。



最近、このケースにiPadとWifi、メモ用紙とペンを持ってでかけることが多い。
今日もこれで、ある会社を訪問していました。

そして、帰り際に一言言われたのが

「近藤さん、いつも持ってくるそのケース素敵ですね。専用で作ったんですか?」

うれしくなりました。

玄関でこのケースの良さを語ってしまいました。
おそらくかなりのドヤ顔だったに違いありません。

もちろん、これの製作者がWOODFACTORの大川くんであることも伝えました。

大川くんの立場で考えると、自分の製品によって、購入者(私)がほめられて、これを買ってよかったと思う。さらに製品の広告にもなり、購入者(私)がほめられたのは、大川くんも喜ぶことだと思います。

商品が広告となり、しかも双方の価値があがる。理想的なケース。

2013年5月26日日曜日

本と出合うという表現がばっちりな出来事を体験した

あああ、これだ!って思った本を手に入れた。これこそ「出会った」と表現したい。



■ ずっと知りたかったことがある。

Facebookで友人が、本屋さんでの出来事を投稿した。
どこの本屋かは書いてなかったが、これはあの本屋のことだなと思った。
 出来事自体は関係なくて、単純に「本を読みたいな」と思いたって、本屋に向かった。
 良い本が1冊見つかった。これは買い。
ついでに・・なんとなく手にした2冊。これも買っとく。
そしてレジへ。

■ なんとなく手にした1冊がソレだった。

ついでになんとなく買った本。
 先にこっちを読むか・・・。
 夜寝る前に手にした。
 読み始めておどろいた。
 本屋では気づかなかったが、ずっと知りたかった事がばっちり書いてある。

■ 太陽がまぶしいぜ。

夢中で読んだ。
 結局、終わりまで一気に読んだ。
 読んだというより、知らないうちに読まされたって感覚。
 気が付けば朝。


徹夜してしまった・・・。
だが、清々しい気分だ。

2013年5月25日土曜日

長野の電線は太いんだね

自分の常識=他人の常識では無いということ。


先日、静岡の友人が長野にやってきた。 長野駅まで迎えに行って、車に乗り込んだ彼女の最初の言葉は

「電線太いね~。やっぱ雪国だね。」

聞けば、静岡の特に海沿いの方では、雪はまったくと言っていいほど降らないのだそうだ。
だから電線を太くする必要はない。細くていいのだ。

太い電線が張り巡らされている光景は、驚きだったのだろう。
太い電線=非常識だったわけだ。

僕にとっては、この太さが見慣れすぎてて この電線太いなーと思うことはなかった。
常識だと思っていることを一度見直してみることも必要だね。